『築5年ゼロエネルギーの板倉造りの家 見学会』開催しました
2019年6月16日は『どこにいても家族を感じられるゼロエネルギーの家』見学会を開催しました。
こちらの建物はいつも大変お世話になっているお施主さまのお宅で、板倉造りで最初のゼロエネルギー住宅となった建物です。築5年が経過し、外壁も落ち着いた雰囲気となり、内部は無垢材の経年変化で特に床の杉板に艶が出てだんだんと飴色の良い風合いになってきました。空気もよくとても落ち着くお家です。
見学会は終始、楽しく和やかな雰囲気で行わせて頂きました。こちらのお施主様はとても板倉造りの家に詳しい方で、お住まいになりながら気づいたことなどを教えて頂きとても勉強になっています。先日差し上げた日本板倉建築協会のTシャツもしっかりと着用頂いてお話ししていただきました(^^)
こちらのお宅では、夏至と冬至の日差しの遮りまたは取り入れや通風・家の中での風の流れ、吹き抜けを利用した熱気の排出など考え工夫を凝らした設計の建物です。夏至と冬至の太陽高度の違いから夏至の日の西日を建物内で取り込せにくくするために建物の配置角度にもこだわった住まいです。
見学会中は常に涼しい風が入り続け、吹き抜けの方へ導かれるのがわかり、みなさまに気持ち良さを体感して頂くことができました。
▲築5年の杉無垢材の経年変化(左)1階床 (右)2階床
▲竣工時の杉無垢材の風合い(左)1階床 (右)2階床
築5年で日常で歩いた時の摩擦や床の木の油分が出て、床面に経年変化の艶が生まれ、とても良い風合いの床に変化しているのがおわかり頂けるでしょうか。住み続けることで木がどんどんと深みのある風合いに変化していくのです。これは無垢材だからこその風合いでお客様もきれいだとおっしゃってくださいました。
▲築5年の板倉の家の外壁と新設した外構板塀
外構の塀は最近、完成したもので、無垢材によって造り上げたこだわりの板塀です。
大和塀の考えを取り入れた板塀で板と板の隙間に風を通すことで板塀にかかる風圧を軽減し、板と板の隙間から塀の外の様子も見ることができ、交通上の安全にも配慮したものです。
この度は心よく見学会の了承を頂き、お施主さまには感謝致します。また日頃より参考になるご意見を頂きありがとうございます。
見学会にお越し頂いたお客様もお忙しい中、ご参加いただきありがとうございます。みなさまにとても参考になったとおっしゃって頂けて嬉しい限りです。
今回ご参加できなかったお客さまもまた見学会等を開催致しますのでその際はぜひご参加頂ければと思います。
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