ブログ

   

日本板倉建築協会の講習会のお手伝いをしてきました。

2019年8月25日(日)は日本板倉建築協会の板倉構法講習会(大阪会場)の開催日でした。
板倉構法講習会は年2回(東京と大阪)で開催していくという方針のようですが、
今回は大阪での開催だった為、日本板倉建築協会から丹陽社へ講習会のお手伝いの要請がありました。
講習会のお手伝いという形で丹陽社のスタッフみんなで講習会のサポートを行わせて頂きました。

講習会には現代の板倉構法の発起人である筑波大学名誉教授の安藤邦廣先生、板倉等の木造建物の耐震性や研究・検証に取り組んでこられた工学院大学教授の河合直人先生、木造や建築物に防火性検証に携わってこられたさくら設計集団一級建築士事務所の安井昇先生による講義が行われました。

今回の講習会には、遠方よりたくさんの方々がお越しになられました。
受付等会場設営のお手伝いをさせて頂いたあとは私たちスタッフも先生方の講義を受講させて頂きました。今後の板倉造りの設計の為に私たちも改めて勉強させて頂きました。

 

日本板倉建築協会の講習会のお手伝いをしてきました01
日本板倉建築協会の講習会のお手伝いをしてきました02

▲筑波大学名誉教授の安藤 邦廣先生による講義の様子
安藤先生からは板倉構法の特徴と日本の伝統的建築の歴史や校倉と板倉の違い等について講義頂きました。板倉は古代では最も大事なものをしまっておく為に使われてきた歴史があり、例えば神社や食料を保管しておく倉、貴族の家等が板倉で造られてきたというお話があり、板倉が古くからの日本の伝統的建築の歴史をしっかりと今に引き継いでくれていることを考えさせて頂きました。
板倉造りには約30坪の建物で2000枚ほどの板が使用されているというご説明もあり、これだけ多くの板を使っているからこそ、木の良い効果が存分に感じることができるということを改めて理解させて頂きました。

 

日本板倉建築協会の講習会のお手伝いをしてきました03
日本板倉建築協会の講習会のお手伝いをしてきました04

▲工学院大学教授の河合 直人先生による講義の様子
河合先生からは板倉構法の耐震実験データや壁倍率、板倉壁の施工方法や釘の種類等、各仕様についての講義をして頂きました。
板倉壁の標準的な壁仕様と新たな仕様である桟付きパネル式板倉構法について、壁倍率や施工方法等ご説明頂きました。板倉壁でも実験・検証によって大きな壁倍率も取得することができるようになってきたことで板倉建築の可能性が広がってきていると感じました。

 

日本板倉建築協会の講習会のお手伝いをしてきました05
日本板倉建築協会の講習会のお手伝いをしてきました06

▲さくら設計集団一級建築士事務所の安井 昇先生による講義の様子
安井先生には、板倉壁の防火実験の検証動画や木造建築の防火性能について講義頂き、動画を交えたご説明で木が燃えやすい材料でありながら、燃えにくいでもある素材だということがよくわかりました。
木は燃え進みにくく、燃えるための熱がないと燃え続けられないというお話もわかりやすかったです。
木の防火性能は木の燃え代を使うことで可能となりますが、これには非損傷性(建物が崩壊しない)、遮熱性(裏面に熱を伝えない)、遮炎性(火を遮る)が求められます。
木の燃え代分を考慮して設計することで燃えても残りの部材で建物の構造体を維持できるので非損傷性があり、木は熱伝導が低い素材であることから表面が激しく燃えていても裏面は人が近寄れるくらい熱が伝わらないので遮熱性も確保でき、木は燃えても少しづつしか燃えないという性質から遮炎性も持ち合わせています。このことが安井先生の講義では実験動画でご説明頂けたのでとても理解がしやすかったです。

近年ますます板倉構法や木の耐震性や防火性能に対する検証・実験が進んでいます。木造建築で建てられる建物の制約が緩和され新たな可能性が出てきていることを嬉しく思います。
先生方の講義はとても勉強になり、改めて板倉建築の良さを考えさせられました。
今回の講習会にご参加された方も熱心に受講されていたのが印象的でした。
最後は質問会の時間を取らせて頂き、講習会は無事に終了しました。

 

 

大阪で木の家を建てるなら丹陽社へ!
—————————————————————

~ 大阪で板倉造りの家、木や漆喰の自然素材の家なら ~
丹陽社のホームページはこちら

~ Facebookでも情報を更新しています ~
丹陽社のFacebookページはこちら

~ Instagramでも情報を更新しています ~
丹陽社のInstagramページはこちら

—————————————————————

\ 家づくりの資料をお届けします /

無料の資料請求のお申し込みはこちら