和歌山 九度山 板倉造りの家 建て方・材木搬入2回目
和歌山九度山の板倉造りの木の家工事ブログです。
2回目の材木が搬入されてきました。
前回の搬入でほとんどの材木が搬入されていたので、
前回の残りの部材が搬入されてきました。
材木の仮置き場は、お施主様のお知り合いの方に
前回と同じく倉庫とリフトをお貸し頂けたので、スムーズに搬入作業を行うことができました。
朝早くから仮置き場の倉庫を開けて、リフトまでご用意頂いていたお知り合いの方には、
本当に感謝致します。ありがとうございました。
仮置き場から材木が搬入され、小運搬で現場に材木が運び込まれると
レッカー車での建て方が始まります。
1階の柱は土台敷きで立てていたので、杉板パネルの落とし込み作業から始めていきます。
板倉造りの家は、柱間に杉板が落とし込まれますが、この落とし込む作業は
レッカー車で杉板パネルを吊り上げて上から落としていきます。
杉板パネルは厚さ30mmで高さが135mmの無垢の杉板を本実と呼ばれる凹凸で
1パネルあたり10枚から15枚程度を繋ぎ、側面をアルミのプレートで
結ぶことで一体化させます。
これにより、現場の作業の効率化が図れると共に、乾燥による伸縮で壁板に
隙間ができるのを抑制することもできます。
1階のパネルが落とし込まれると2階の床梁を入れていきます。
梁が組まれると1階同様、2階の柱を立てていきます。
2階の作業には、先に2階の下地の床板を施工して、足場を確保し、安全かつ効率的に行います。
板倉造りの家は床の下地板と仕上げ板で構成されます。
1階については、下地板厚さ30mmの上に、仕上板15mmを貼っていきます。
2階については下地板厚さ30mmの上に、根太厚さ30×30mmを200ピッチで
入れて、仕上板15mmを貼っていきます。
この根太間のスペースは2階や1階天井の為の電気配線のスペースとして利用します。
また、2階の下地板は1階の天井も兼ねています。
この日は快晴で、現場には杉の香りが漂っていてとても気持ちがいいですね。
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