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地盤調査と地盤改良(ハイスピード工法)

最近の住宅地は、都市化が進んできたことが原因で従来は建築されなかった場所が宅地化され無理な造成が行われてきました。

そうした地盤には軟弱地盤や傾斜地などにあるものもあり、これらの土地では特に自然災害への対策が重要と言えます。

宅地の地盤を補強する上で、補強が必要な地盤に対しては必ず地盤の補強を行い、
補強の必要がない地盤に対しては不要な補強を行わないことが大切です。

宅地の今と昔
宅地の今と昔

地盤の強さは新築の場合、更地状態で地盤調査を通して、診断します。
その土地が過去にどのような場所であったか、現在の地盤はどれほどの強さがあるのか、
こうした調査を通して地盤改良の有無を判断していきます。

当社では、最近砕石を利用したハイスピード工法を採用しています。
この工法は近年、液状化にも強い工法の一つにあげられるものです。

ハイスピード工法の様子

従来は地盤改良は杭や柱状改良(ポイントを掘削後、セメントミルクを圧入して柱状のものを地盤内に造成する工法)が一般的でしたが、砕石を用いたハイスピード工法の場合、セメントミルクの変わりに砕石を流しながら柱状に配置していく工法です。

砕石が地盤内で地盤全体を引き締めてくれ、砕石間での水の移動が可能であることから液状化にも強いといえます。地盤改良にもいろいろな工法があるので、その土地に応じた工法を考えていくことも重要なことです。

家というのは、建物・基礎だけでなく、それらを支える地盤に対しても十分な強さのある地盤にしてあげることが家の耐久性や快適性を考える上でもとても大切なことなんですね。

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