木は強いの?
■ 木は軽くて強い材料!?
木材は鉄やコンクリートに比べ強度が劣ると思われがちですが、それは間違いです。
同じ大きさだと鉄やコンクリートの方が強度がありますが、同じ重さで比較「比強度(材料の強度を比重で割った値)」すると、
木材は他の材料に比べ強度が高いのです。中でも引張強度に関しては、鉄やコンクリートを大幅に上回ります。
このことは、木が軽く強度を持った素材であることを意味しています。
木造住宅は柱や梁などで必要な強度を満たし自重を軽くすることが可能です。
つまり自重が軽くて済むということは、基礎への負担も小さくて済むのです。
大規模木造建築についても同じことが言え、大断面集成材などにかかるコストと、
鉄やコンクリートを使った場合の基礎工事のコストを木造にすることで軽減できるので、コストアップを相殺できます。
木材を使う際の注意です。木は方向によって強度が異なります。方向によった強度を
理解して使用することが大切です。例えば、板目と柾目であれば、木目に平行に曲げていけば、
板目のほうが強く、柾目だと割れてしまいます。この特性からも同じ木材でも使う用途によって使い分けることが大切です。
※ 板目と柾目については「木の家に住みたい!! 樹木の構造①」
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