【竣工】 和歌山 紀三井寺 板倉造りの家
和歌山紀三井寺の板倉造りの自然素材の家の工事ブログです。
和歌山 紀三井寺 板倉造りの家「家族が集う無垢の家」が竣工しました。
ご家族皆さん仲が良く、家のどこにいても家族の気配が感じられるようなお家です。
リビングを中心に自然と家族が顔を合わせ、集えるような家になりました。
内部はお施主さまのご要望に応じて、細部に工夫を凝らしています。
キッチン廻りは広めの作業スペースを確保し、冷蔵庫やレンジ台や収納の利用がしやすく、
キッチンを回廊型にし、背面には勝手口を設けているので、生活上の導線にも配慮しています。
コンロ廻りはガラスで囲うことでリビングが一望でき、汚れが広がるのを抑え、
又換気扇の吸い込み効率へも配慮しました。
キッチン前のカウンターには収納を備え、ご家族が集える空間を創りました。
リビングと続き間となる和室はリビングとの間を障子で間仕切ることで和室だけでの利用も可能で、
障子にすることで和室からの光、リビングからの光がそれぞれの部屋で感じることができ、
部屋での存在が感じられ、又部屋の圧迫感が軽減されるように配慮しました。
階段下やいろいろなスペースに収納やカウンターを設けてより生活しやすい家になりました。
階段下では収納と、少し作業をしたいときに使えるカウンターを設けました。
洗面所では片引きの建具の裏側には、可動棚を設け、衣類や物を収納できる便利な
収納を確保しました。
トイレは手洗い付きのL型のもので、飾り棚や収納を設けることで、
使い勝手の良いトイレに仕上がりました。
また、洗面所とトイレの床材には水がかりに配慮して、堅木の無垢のフローリングを使用しました。
2階は階段が廊下の中心に上がるため、家族の気配がわかり、
廊下には幅広のカウンターを設け、書斎スペースを造りました。
すっきりとした廊下空間に落ち着いて作業できるスペースがある良い空間に仕上がりました。
小屋裏には棟の部分に温度センサー付きの換気扇を設け、小屋裏の窓と合せることで、
夏場の暖かい空気を外部へ排出できるように空気の流れにも配慮しました。
各居室はそれぞれに大きい開口を設け、光と風を十分に取り入れられるようにし、
上部の小屋組空間が見えることで上部への広がりがある広々としたお部屋に
仕上がりました。また、生活に合わせて、収納など各部にも配慮しました。
建物外部は、黒の焼杉にいぶしの屋根で仕上げ、すっきりしつつも、
しっかりとした力強い印象のある外観に仕上がりました。
玄関廻りは玄関戸を木製で造り、下屋となる玄関前は軒を出して、
この部分の外壁は漆喰で仕上げ清潔感のある玄関廻りになりました。
軒を深くすることで、夏場の陽射しを遮り、軒下では少し作業ができる
スペースを確保しました。
軒下の幅広の濡れ縁は庭を眺めながらゆっくりできる空間で、
漆喰の外壁に木の戸袋、木製玄関戸、格子、濡れ縁ととても
相性が良く、落ち着きのある雰囲気に仕上がりました。
これから何年もこの家で暮らされるお施主様がご家族いつまでも仲良く、
健康に過ごせるお家を目指して創った板倉造りの家です。
大工さんや職人さん、私たちの想いのこもった手作りの木の家です。
竣工後は、お施主様とともにこの板倉造りの家も変化していきます。
毎日木の家で生活されていく中で、自然と気持ちが落ち着いたり、
健康に過ごせていたり、以前より活動的になった等、
いつの間にか良い変化があったと感じて頂けると嬉しいです。
木の家が深みのある風合に変化していったり、木の家の経年変化を楽しみながら
ご家族仲良く健康に過ごして頂ければと思います。
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