2014/2/4 「茨木市 福井高校で板倉造りについての講義をしました」
2014年2月4日、茨木市にある大阪府立福井高校で生徒達に向けて、
日本の伝統構法と板倉造りについての講義をしました。
きっかけは板倉造りについて勉強された福井高校の先生からのお問い合わせでした。
次世代を担う生徒達に少しでも伝統構法や木の家について知ってもらえればと思い、
講義が実現しました。講義は一学年を2回に分けて行いました。
講義では、日本の伝統的建築から現代の建築へ移り変わり、
伝統的建築構法の利点や地震時の揺れ方の違いについて動画を交えて講義し、
板倉造りが伝統的構法であり現代の暮らしにおいても十分な快適性を持った
住宅であることを知ってもらいました。
わかりやすい講義にしようといろいろ考えましたが、実務的な建築の内容が
あったりと少しむずかしっかったかもしれませんね。
それでも生徒達皆さんしっかりと聴いてくれていたので大変嬉しく思いました。
外観模型や構造模型も実際に見てもらい、木材の天然乾燥と高温乾燥の匂いの
違いも体感してもらい、少しでも建築という仕事について知ってもらえたかと思います。
この先、ますます国産材への需要が増え自給率が高まっていく傾向にあると思います。
その為には、木造建築について理解を持った担い手が必要です。
今回の講義を聞いてくれた皆さんの中から次世代の木造建築を支えてくれる方が
出て来てくれることを願います。
そして、いつか木造都市が実現する日がくればいいなと思っています。
福井高校での貴重な講義の機会を下さった先生方、講義を熱心に聴いてくれた
生徒達に感謝しております。ありがとうございました。
~ 大阪で板倉造りの家を建てるなら丹陽社へ! ~
丹陽社のホームページ → https://tanyosha.co.jp/
~Facebookでも情報を更新しています~
丹陽社のFacebookページ → https://www.facebook.com/tanyoshapage