【解体前現場確認】奈良広陵 無垢と漆喰の耐震リフォーム
奈良県広陵町での自然素材を使った戸建耐震リフォームの工事ブログです。
工事の着工に向け、解体範囲や施工方針を大工さんと一緒に確認していきます。
解体する場所・残す箇所を確認し、いよいよ解体作業に入ります。
こちらのお宅の耐震改修にあたり、耐震診断を行い現行の建築基準法以上の耐震性となるように
補強計画を進めてきましたが、計画段階での現状建物は壁も天井もあり、構造体の構成や劣化については
解体してみないとわからない部分が多い為、現状の間取りから推測される構造体の構成を検討しました。
通常は、耐震診断のみで耐震性を判定しますが、この耐震診断だけでは判定しにくい、
上階からの垂直荷重についての直下率の検討も別途行いました。
つまり、耐震診断で主に水平方向に対しての耐震性を担保しつつ、
直下率の判定で垂直方向の荷重の分散を考え、耐震性能の向上を検討しています。
耐震診断のみでも建築基準法以上の判定となるように計画し、プラスの要素として垂直荷重についても
判定している為、耐震性の面でも安心して頂けるかと思います。
実際に壁を落とすと構造体が現れる為、現状の構造に応じて補強を検討し、
新たな間取りに合わせて構造を造っていきます。
まもなく解体作業開始です。お施主様に喜んで頂ける快適な住まいの完成を目指して
大工さん・職人さんたち一緒に頑張っていきます。
—————————————————————
~ 奈良広陵で自然素材の耐震リフォームなら~
丹陽社のホームページ → https://tanyosha.co.jp/
~Facebookでも情報を更新しています~
丹陽社のFacebookページ → https://www.facebook.com/tanyoshapage
—————————————————————-