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【既存建築物の調査・申請】 K産業事務所棟新築工事

この度、八尾市にて3階建ての事務所棟の新築の設計をご依頼頂きました。

丹陽社としては久しぶりの鉄骨造です。

建物の新築に当たり、大きな問題がありました。

既存の建物が敷地内にある場合、敷地内増築をするには建物の用途や建築当時に確認申請及び

完了検査済証の交付を受けているかが問題になってきます。

しかしながら、昭和時代は建築の規制が緩く、多くの建物は確認申請が出ていなかったり、

確認申請(確認通知書)のみで、完了検査は受けていないというものが多くあり、

現在で建物をさわる場合に非常に大きな問題となっています。

 

こちらの会社様では、敷地内に6棟の建物が建っておりましたが、

2棟の確認申請が出ているに留まり、この新築計画が困難でありました。

この問題をクリアにするための方法として、既存建物について調査し、

建物の配置や寸法・規模、法適合性、構造の安全性、等を建築士が証明するという方法があります。

こちらの建物はこの方法で新築を可能にするように申請を進めていくことになりました。

ただ、この証明は調査や図面の作成、資料の作成・役所との打ち合わせが多く、

新築を可能にするまでに約半年の時間を有しました。

 

無事に適合性を証明することができ、新築が可能となり、

ここからようやく新築の事務所棟の確認申請となりました。

適合性を証明した書類を元に、確認申請を行いました。

打ち合わせ等を重ね、確認申請も無事に下りると、いよいよ着工です。

着工まで長かったですが、これから建つ建物が楽しみです。

 

DSCN2531

 

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