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CLTパネルの震動台実験を見学してきました。

CLT(クロス・ラミネイティド・ティンバー)パネルを使用した

工法の震動台実験を見学してきました。

CLTパネルは板の繊維を直交させるように貼りあわせた集成材です。

 

実験場所は兵庫県三木市のE-ディフェンスで行われました。

こちらは大きな実験施設で大規模な建物でも震動実験が可能で、

定期的に様々な形で震動実験が行われている施設です。

今回は、CLTパネルで建てた建物2棟の震動実験でした。

 

震度7クラスの震動実験では、建物が固く揺れる様子がよくわかりました。

CLTパネル工法は、柱・梁がなく、パネル同士を金物で接合しているので、

地震時は金物接合部にかなり力が入っている感じでした。

 

欧州では、CLTパネルを用いてのビルや集合住宅などの建設が進んでいるようです。

CLTパネルは集成材ではありますが、木を使った建築の可能性として、

これから広まっていく工法かもしれませんね。

 

 

 

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▲実験棟(右):建物の開口部を1枚のパネルからくり貫き

 

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▲実験棟(左):建物の開口部は開口の上下に1枚ずつパネルを接合

 

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