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【お客様の声】数ある注文住宅の中で、板倉造りを選んだわけ。

大阪・滋賀・和歌山を中心に、自然素材にこだわった注文住宅を建築している丹陽社、ブログ担当です。

板倉造りの家を建てられたお客様にインタビューさせていただき、その住み心地をお伺いしています。

今回は、和歌山県九度山に板倉造りの家を建てられた施工主、坂本さま(仮名)にお話を伺いました。

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この日は坂本さまの家で見学会を開催。
石窯で美味しい手づくりピザを焼いていただき、とても楽しく賑やかなひと時となりました。

■アトリエに石窯。自然の中で趣味に囲まれた暮らし。

インタビュアー(以下、イ):今日は見学会を開催させていただき、ありがとうございました。
板倉造りの自然素材の家、本当に素敵です。詳しく伺いたいのですが、この家の前はどんなお家に住んでいらしたのですか?

坂本さん:ここに来る前は鉄骨のマンションに住んでいました。
便利な場所だったから、生活するにはすごく良かったんです。ただここみたいに自然を感じられないから、そういう生活をこちらに作ろうと。

奥さま:この板倉造りの家は、セカンドハウスとして建てました。
実は私の実家がこの家のすぐ目の前なんですよ。実家はこの町で初めて建てられた鉄骨の家だったんです。

イ:なるほど、そういう事情があったのですね。

坂本さん:いずれは元の家を引き払ってこちらで暮らすつもりです。家内の実家も近くて、自然のなかでの暮らしもできる。

イ:いま、どれくらいの頻度でこの家にいらっしゃるんですか?

坂本さん:僕はもうほとんどこちらで暮らしていますよ。上のアトリエで絵を描いたりしています。家内の方はあっち行ったりこっち来たりしているけれど。

イ:アトリエが欲しいというご希望もあったのですね。

坂本さん:アトリエというか、自由な遊び場ですね。
アトリエで自然を眺めながら絵を描いたり、外につくった石窯でピザを焼いてお客さんを招いて食事したり、そういう場所が欲しかったんです。この家のこともさることながら、その夢がかなったというのが大事なことかな。

セカンドハウス

イ:板倉造りにされたのには、何かきっかけがあったのでしょうか?

坂本さん:テーブルと椅子じゃなく、ベタで床に座る暮らしがしたかったんです。掘りごたつも作って、低い空間で暮らすのが落ち着いていいな、と。

イ:私も同じく、椅子より床に座ってしまう人です。

坂本さん:日本的な暮らしがしたかったんですよね。その方が空間が広く使えるんじゃないかと思いまして。
それでテーブルなどはテラスに出しました。
テーブルがあって椅子があったら、なんとなくそれで空間が束縛されている感じがある。
いまは杉無垢の床だから直接ゴロンとできる。もしかしたら年をとったら腰がしんどいかもしれんけどね。(笑)

■課題だったのは「テラスの虫よけ」

坂本さん:それからテラスと石窯はすごく無理を言って作ってもらいました。

イ:こちらの石窯は本当に素敵ですよね!

リタイア後の暮らし
趣味に囲まれた暮らし

坂本さん:網戸を作って、テラスに虫が入ってこないようにしてもらったから、夏でも快適に遊べるようになりました。
このテラスは本当に気に入っています。バーベキューでもなんでもできますよ。
昔からアウトドアが好きだったんだけれど、それに近いことを家の中でできる。この辺りは夏でも涼しいですし。
お願いした当初は岡さんを悩ませてしまったんですけどね(笑)

岡所長:どうしたらいいかと悩みましたね〜(笑)。特に虫除け対策が問題でした。
最初は一般的な網戸をイメージしていて、風の具合や耐久性など、考えなきゃいけないことが多かった。
固定観念で「虫除け=一般的な網戸」と、頭が凝り固まっていました。
しかし大工さんが良いアイデアを出してくださって、テラスの柱に網を止めるゴムを埋め込んでしまおうと。直接網を張る方法を思いついてくれて。
結果として張り替えもしやすく、とても良いものができました。

イ:奥さまは、板倉造りの家に住んでみていかがですか?

奥さま:木造の家は初めて住みましたけど、床に寝転んだりできるのがいいですね。
鉄筋の家も室内を締め切っていれば暖かいですが、木造は木が熱を吸収しますから家自体から温かみが伝わってくる。
外から帰ってきた時に「あ、暖かい」って感じられます。それに空気が乾燥しているときは調湿してくれますし。木造って便利ですよね。

イ:逆に困ることはないですか?

奥さま:夏はちょっと暑いかもしれないですね。
でも窓を空けたら風がすぐ二階まで通る造りになっているので、こもっていた熱がスッと抜けて温度が下がります。

イ:工夫がされているんですね!

奥さま:はい。風が屋根裏まで抜けていくのでとってもありがたいです。
上に来る風は暖かくなるから、上の階はちょっと暑いけど、冬の寒くなってきたころは特に助かります。

坂本さん:2階がほんのりあったかい。アトリエにはエアコンがなく、小さい火鉢を使ったりしています。
エアコンを使うのは暑いときですね。孫が遊びに来た時に使うくらい。

イ:真空管アンプやスピーカーにもこだわりをお持ちですよね。板張りだとレコードの音も良いのですか?

坂本さん:板張りには板張りの良さがあるし、コンクリが一番良いという人もいていろいろなんですけどね。
これはスピーカーを直接板の上に置いてるんじゃなくて、ちょっと浮かせてあるんです。
それでいい音になってるんじゃないですかね。なんでかわからんけど、板の上だと柔らかい音がするな、という気はしますね。

自然素材 柔らかい音

■数ある注文住宅の中でも板倉造りを選んだわけ

イ:元はどのように板倉造りの家をお知りになったのですか? 

坂本さん:ある日テレビで『夢の扉』という番組を見ていて、今の板倉造りを考えた人を紹介していました。
それを見て気に入って、実際に施工できるところがあるか調べたら丹陽社を見つけたんです。

イ:板倉造りを扱う会社は丹陽社以外にもありますが、なぜ丹陽社を選んだのですか?

坂本さん:一番近かったんです。堺におったからね。最初はそんなもんでしたけど、話を聞きに行って、やるならここにしようと思いました。
あんまり普通の家は建てたくなかったんです。こだわったものが欲しかった。
それで板倉の家が面白いなと思ったんです。

イ:どういうところが気に入りましたか?

坂本さん:基本的に全部が板で木材というところですね。
なんでかと言うと、うちの実家が老朽化して、建物だけは残っていたのでどんどん雨漏りもひどくなって。
鉄筋の家だったので、壊そうと思っても解体は厄介です。
家を造るのもいいけれど、終わり方も考えておかないと負の遺産を残してしまうわけです。
建てるなら取り壊すときのことも念頭に置いて考えないとあかんなと、そう思っていたんです。だから丈夫であればいい、安ければいいというわけではなかった。

イ:それは素晴らしいですね。

坂本さん:建物を壊すというのはものすごくお金も手間もかかるんです。
同じことを子供に引き継がせたくなかった。この家だって取り壊すときになったらどれだけ費用がかかるかはわからないですが、鉄筋ほどではないやろう、と。

イ:では一方でこの家のデメリットはありますか?

坂本さん:住んでいてデメリットを感じることは今のところないですね。

イ:それもすごいですね。こちらに住み始めて、健康になりましたか?

坂本さん:普段から朝晩ウォーキングしているので、特にここにきたから体がどうなったということはないけれど、都会を歩くよりこっちを歩いた方が気持ちいいですね。自然がたくさんあってそういう意味での暮らしやすさはあります。
絵も描くから、スケッチの素材として山や川の景色、いろんなものを見られるのがいいですね。朝起きて窓の外を見ると山に霧がかかっていて、春夏秋冬季節によって景色が変わります。

自然に囲まれた暮らし

イ:羨ましい。美しいでしょうねえ…。

坂本さん:雨上がりのあとは、あちこち霧がかかって綺麗ですよ。いいところですね。
ただ自分の生まれ育った田舎じゃないから、周りに友達が少ない。それはちょっと辛いとこやね。(笑)家内はいくらでも友達がいるけど、僕の知り合いは大阪とか京都やから(笑)

イ:今日の見学会みたいに、お知り合いを招いて一緒に食事されることはあります?

坂本さん:ありますよ。板倉造りの、自然素材の家だと話すと興味を持ってもらえるので、友人も誘いやすいです。石窯のピザなんかもネタにしてね。(笑)
そういうのは前の家ではなかったなあ。やっぱり狭かったし。

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「要望があれば、また見学会をして構わないですよ」と言っていただいた坂本さん。家を建てられた際の様々なこだわりや、自然のなかでの暮らしを楽しんでいらっしゃる様子がひしひしと伝わってきました。本当にありがとうございました!
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和歌山 セカンドハウス 自然素材の家"

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