お客様の正直な声インタビュー!一般的な家と丹陽社の板倉造りの違い。
大阪・滋賀・和歌山を中心に、自然素材にこだわった家づくりを手がけている丹陽社、ブログ担当です。
弊社では定期的に、板倉造りの見学会を開催しています。
実際にお家を建ててくださったお客さまをお訪ねし、
見学を希望される参加者の方々と一緒にお住まいを見せていただいています。
実はこの見学会の面白いところは、過去に弊社で建ててくださった他のお客さまも、
ありがたいことに板倉造りをこよなく愛し、度々ご参加くださっているところにあります。
単に板倉造りについて知れる、学べるということだけでなく、
実際に住んでみてどのような生活の変化があったのか、複数の住まい手さんからお話を聞くことができるのです。
今回はブログを担当する私も伺い取材させていただきましたが、
正直、自然素材の健康住宅をお考えの方にはこのインタビュー記事は必見です。
住まい手のお一人である藤木さん(仮名)に伺ったインタビューです。
■ハウスメーカーも工務店も回って、これだ!と思わなかったその理由
インタビュアー(以下、イ):藤木さんは、板倉造りの家を建てられる前には、どのようなお家に住まわれていたのですか?
藤木さん:賃貸だったのですが、鉄骨のアパートに住んでいました。
夏は暑く、冬は寒い。壁は薄くて床は冷たい。そういうのを我慢して住むのもしんどいなと思っていたんです。
イ:同じく鉄骨の賃貸マンションに長く住んでいたので、それはよくわかります。足元は冷えますよね。
では板倉造りのことはどのようにして知ったのですか?
藤木さん:家が欲しいなと思って、まず色んな家を見に行ったんですよ。
ハウスメーカーも行ったし、工務店も見に行きました。
でも、なんかピンとくるものが無くて。
それである日、図書館で本を読んだら板倉造りの紹介が載っていたんです。
今まで見たことのないつくり方でしたから、これは一度見に行きたいなと思い、
じゃあ大阪で建てているところは…と、インターネットで調べたら丹陽社がヒットしました。
その時たまたま近所で家を建てているということだったので、見学させてもらったんです。
イ:ハウスメーカーや工務店に行って、ピンとこなかったというのは何故ですか?
藤木さん:うーん…。何て言うんでしょうか。
側はすごく良くできているんですよ。見た目は。最初はすごくピカピカ。
でも、僕は新築だけでなく同時に中古の家も見に行っていたので、
10年20年経ったらどうなるかということがわかっていたわけなんですね。
あ、やっぱりビニールクロスってこうなるんやな、
合板のフローリングってこうなるんやな、
というのを見ていたわけです。
ビニールクロスはやっぱり色が変わってきて、
色が変わった部分だけ貼り替えるにも10年後は同じ柄は売っていないですよね。
もしまだ売っていて貼り替えたとしても、そこだけ色が異なってしまいます。
フローリングだってそう。
10年20年経ったら、水が染み込んで表面が剥がれてしまう。
そしたら後はベニヤ板ですから塗料だけ塗っても綺麗にするのは難しい。
こういうものにお金を出すのはしんどいなと思いました。
本物の良いもので家を作る方法はないのかなと探しました。
それが手の届く範囲内でね!
これが丹陽社の板倉造りを選んだ理由です。
■万人ウケはしない!?好みが分かれる板倉造り
イ:「手の届く本物」って素敵な表現ですね!
丹陽社で話を聞いて、コストパフォーマンスに優れていると思いましたか?
藤木さん:う〜ん…。う〜〜ん…。う〜〜〜ん。
一同:(笑)
藤木さん:あの〜住宅って、そりゃまぁ雨風を凌げて、どんなでもいいんだったらいくらでも安い家ってありますよね。
でも、多くの人にとってはそうじゃないでしょ?
自分で注文して建てようと思ったら特にね。
そしたら「こういう家が良いな」「ああいう家が良いな」って人それぞれ色々持ってる。
自分が納得できて、その希望にハマれば良いと思うんです。
だからコストパフォーマンスが良いかどうかは一概に言えない。
それに板倉造りが万人ウケするかと言ったらそうじゃないと思うし。
イ:万人ウケしないだろうというのは、どういった点でそう思いますか?
藤木さん:例えば、家の中を見て「クロス貼ってないけどまだ仕上がってないの?」と言われたことがあります(笑)
こういう節だらけ(板の表面に出ている木材の節目)の家って嫌やなって思う人もいるだろうしね。家の中の見た目がね。
あとは飲み物こぼしてすぐ拭かないとシミになってしまうような家は嫌だっていう人もいますよね。
イ:確かにそう思われる方はいらっしゃるでしょうね。
その辺りはどうされているんですか?お子さんがジュースこぼしてしまった時とか。
藤木さん:最初はね、目の色変えて拭いてましたよ!(笑)
でも最近はそんなに気にしない。もういいですよ。
子供も汚れた靴下で、ドタバタ家に上がり込んでくるし、キリがないですからね。
イ:おおらかになったのですね(笑)
藤木さん:杉材って、木の繊維と繊維の間に空気層があるんですよ。
それがあるから水分を吸収してしまう。ずっと水の中に浸かってたら膨らんだりするんですね。
でも、その空気層があるから裸足で踏んだ時には温かく感じるんですよね。
繊維が詰まっている木とか、合板であれば特に表面は樹脂でコーティングしてあるわけなので、
ジュースこぼしてもさほど支障はないでしょうけれど、比べると杉は熱の伝導率が低く暖かい。杉の特性ですね。
イ:体感の温度が違うのですね。
藤木さん:靴を脱いで床板を踏んだときの感覚が全然違いますよ!
暖かさと、柔らかさ。木材でも杉の木材は温かい。
檜とか、堅い桜材の家も見ましたけど、暖かさはやっぱり杉が一番でした。
イ:家に帰ったときの最初の一歩が暖かいって、そんなに嬉しいことはありませんね!
新築と中古の物件を合わせて見学に行くというのは非常に良いアイディアですね!
経年で家の中がどのように変わっていくのかをイメージしやすいのではないかと思います。
また、引き続きインタビューをお送りします。
次回は「板倉造りのデメリット」について藤木さんの正直なご意見をご紹介します。
弊社へのご質問、お問い合わせはこちらよりご連絡ください。
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