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整理収納のお話 ③ 「整理とは区別すること」

こんにちは。
のんびり主婦デザイナーの大和です。

前回の記事、整理収納のお話 ②「整理を妨げている原因について」から期間が空いてしまいましたが、
また書いていきたいと思います。

まず、モノが増える原理とはどういうことでしょうか?
前回の記事にも書きましたが、

買ったり、もらったり、することで、モノは増えます。
捨てたり、あげたり、売ったり、することでモノは減ります。

一般的に、成人1人あたり1000~1500個のモノで十分に暮らしていけると考えられています。
1500個も自分のモノがあるなんて十分すぎると思ってしまいますね。
しかも、モノは日常的に少しずつ、それ以上に増えていきます。

では実際どのくらいのペースで増えていくのでしょうか。

たとえば、家族4人暮らしで1日あたり1人がたったひとつのモノを増やしただけで、
4×365日として、1年でなんと1460個のモノが増えるのです。
1年で家族1人分のモノが増えたことになりますね。

このようにうっかりしていると、モノはどんどん増えていってしまうのです。

モノが増えていく生活を送る私たちには「整理」することが必要になってきます。
それでは、モノを整理するまでにはどのような過程を経るのでしょうか。
以下にステージごとに紹介します。

 

▼ステージ1 必要なモノと不必要なモノが混在した状態

整理ができていない最初の段階は、必要なモノと不必要なモノがごちゃごちゃに入り混じっている状態です。引き出しの中などに「とりあえず入れておく」ということをすると、どんどんこのような状態になりがちです。
モノが整理される流れ

▼ステージ2 不必要なモノがなくなっている状態

不必要なモノを取り除き、きれいに並べた状態です。一見、きれいに見えますが、これではまだ整理されている状態ではありません。これを引き出しの中だとすると、よく使うスマートフォンが引き出しの奥にあり取り出しにくかったり、どの文具から使えばいいかわからなかったり。。使い勝手のいい状態ではありませんね。
不必要なモノがなくなっている状態

▼ステージ3 使用目的や頻度、使用時期別にモノが区別されている状態

使用頻度を考えモノを区別した状態です。
使っていない文具は奥にまとめて、使用頻度の高いスマートフォンや文具は手前に。と区別されています。
この状態が整理されている状態です。
使用目的や頻度、使用時期別にモノが区別されている状態
このように、「整理」というのは、「必要・不必要の区別をすること」「使用目的別に区別すること」なのです。
やりがちなことですが、決して「しまいこむ」ことではありません。
使う「モノ」を使いやすくするためにどうするか。ということなのです。

そして、整理をする上で重要なことは、モノと自分のかかわり方の本質を知り、モノに対する自分の行動パターンを知り、生活習慣を変えていくことです。

次回はその辺についてまた書きたいと思います。

 

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