『家族みんなが大好きな和風の家を、より快適に健康に暮らせる住まいに』
家族みんなが大好きな和風の家を
より快適に健康に暮らせる住まいに
10年越しの想いが詰まった改装工事
今回のリフォームは、以前に離れを改修したT様の本宅の改装工事です。
最初に計画の依頼を受けたのが平成18年、2度目の計画が平成23年、今回の3度目の計画でようやく改装工事が実現しました。離れのリフォームも本宅を改装している間、仮住まいできる場所として活用する事も計画に含まれていました。
・長年住み続けてこられた和風の家にとても愛着はあるけど、荷物が増え、家族が過ごせる空間が限られた場所となっている事。
・設備機器の老朽化や使い難さ、建物の耐震性・断熱性もきちんとしたい。
・また、段差が多い和式の家の中で高齢のおばあちゃんが心配な事。
長年の様々な想いを解消するため今回の改装工事が始まりました。
(写真をクリックしていただくと、写真ギャラリーをご覧いただけます。)
▼外観は、和風の佇まいはそのままに、外壁や樋等を塗替え、玄関引き違い戸を入替え綺麗になりました。
▼奥様と一緒に何度も展示場に足を運び、納得できる設備機器を選んでもらい、おばあちゃんが安心して暮らせるように段差も解消しました。
古き良きものはそのままに、地震に強く快適な空間へ
現状の構造体はできるだけ触らずに耐震補強しながら間取りを変更し、各部屋に光や風が出来るだけ入るように窓を配置。キッチンとリビングの配置を入れ替え、家事の導線を良くし、建具で仕切る事で建具を開けると広々とした一体の空間に。外周の壁には断熱材を入れ隙間風をなくし、床には床暖房を仕込み、暖かく健康で快適に暮らせる空間になりました。
壁や天井、床そして建具の仕上げひとつひとつの素材や色を吟味
もともとの和風の落ち着いた雰囲気になじむよう、仕上げや建具を吟味しました。
和室の壁のじゅらく、漆喰の壁、床材もチーク材やひのき、カバ材など各お部屋ごとに選び、
素材本来の色・質感を活かしました。