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10年前、丹陽社と板倉造りとの出会い。なぜここまでこの工法に惚れ込んだのか。

こんにちは。大阪・滋賀・和歌山を中心に、自然素材にこだわった家造りを手がけている丹陽社、ブログ担当です。
 
丹陽社では、正倉院などにも取り入れられている日本古来の伝統構法「板倉造り」にて、日本の気候にマッチした住宅を造り続けています。
 
近年、日本人の健康志向が高まり、生活習慣に関心を持つ人々が増えてきました。
人生の長い時間を過ごす「家」。杉無垢材を用いたシックハウスの心配が少ない板倉造りは、安心・安全・健やかに過ごしたいという方々の理想を叶えてくれます。
 
今日は、これからマイホームの建築をご検討されている方々や、快適な暮らしを求めている皆さまに向けて、弊社の代表である岡のインタビューをお届けします。
岡と板倉造りとの出会い、そしてこの工法一本にこだわる理由には、日本人なら誰でも知っておきたい歴史が沢山あるのです。
 

■輸入住宅が流行した時代、海外の構法に抱いた疑問

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インタビュアー(以下イ):今回は初めてこのサイトに訪れてくださる方々に、改めて岡所長と板倉造りとの出会いをお伝えしたいと思い取材させていただきます。早速ですが、岡所長が板倉造りを知ったキッカケはどんな経緯だったのか教えてください。
 
岡:今から約20年前。私が大手ハウスメーカーの代理店も手がける地場建設会社から独立して間もなくのことです。
当時の日本は、国の政策もあり「北米型木造枠組壁工法」(日本での通称:ツーバイフォー工法)という建築方法で盛んに住宅が建てられていました。この工法は大きな角材に構造用合板(耐力性のある合板)を貼り付け、それらを壁として構成する建て方です。この頃、日本の貿易黒字を少なくするために北米の住宅を売り、アメリカに顔が立つようにという理由で政策が行われ、全国に広まっていきました。
 
北米型木造枠組壁工法を勉強に行った当時の私は、見たことのない新しいその手法に感動し、他との差別化を図るためすぐに自社に取り入れました。しかし、いざ設計してみると疑問を感じたのです。
 
「これは日本の気候に合わないのではないだろうか・・・」
 
当時の北米型木造枠組壁工法に対して私がそう感じた理由は…
・構造用合板などで密閉するため結露して湿気が多くなる
・そのためにカビが生える(シックハウスの原因となる)
・ペンキなど石油系建材からホルムアルデヒドなどの有害物質が発生していた
このようなことでした。
 
その経験から、日本の四季に合う建物はないかと探し始めました。
それまでも一般的に「木造軸組在来工法」と呼ばれるような建築はやっていたのですが、結局のところ中に断熱材を入れて石膏ボードで蓋をするというのは、昔の土壁の建物なんかとは全く違うだろうと思っていたんですね。それから色々考えたりしていたところに、たまたま見た雑誌に「板倉造りの家」というのが載っていたんです。

■偶然の出会い、すぐに研究室に問い合わせ

 
イ:探していた、条件がピッタリ当てはまる工法が見つかったのですね!
 
岡:ええ。日本国産の杉や檜の無垢材(合板や集成材とは異なり、丸太から切り出したままの木)を使うということで、これなら日本の風土に合うだろうと思いました。
すぐに雑誌社に連絡して、その工法を研究している筑波大学 安藤邦廣教授の研究室に電話をかけ、そのご縁で勉強させてもらったのです。
そこで、板倉造りは地震の力も揺れながら吸収し、耐震性に優れていることなどを初めて知ったんです。この国の風土に合うということは、「健康」や「環境」だけではなく、「地震に対して強い耐久性」は必要不可欠だと思いましたね。
 
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また勉強していくと、戦後に殖産産業として杉と檜が日本中の山に植えられ、それが今60年、70年経ってちょうど切り時になっている。化学製品、石油系材料に頼らずこの豊富な森林資源を生かさなければいけない、と色々学ばされました。
 
ただ、関西は昔から土壁が多いので、私には板壁というのが違和感で。それはさっき言った通り江戸時代以降、戦争で木が無くなってしまったのでこの辺りは土壁の住宅だったんですね。まぁそんなところから発展して数寄屋造りという細い木で作るような文化もできたわけですが、どうしても大阪生まれの私には土壁のほうが馴染みが深かったものですから。しかし、それでもやっぱり知れば知るほどこの板倉造りの魅力に惚れ込んでしまいました。
それから、机の勉強だけではわかりませんので、まずは自分でやってみようと自宅を建て替えました。

■板倉造りは真の「木の家」

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イ:正直に、住んでみてどうでしたか?
 
完成して実際に住んでみると、やはり普通の家とは違う空気を感じたんですね。杉の木の香りがして、中にいると心が安らぎ落ち着く。そう、「木の家」といっても色々ありますが、うちでは化学製品などを使いませんので例えばフローリングもそのままの杉材です。上から石油系の塗料を塗ったりしませんので、体で感じるものが全く違うんです。
これは世の中に広めなければいけないと思いました。
 
そして本格的に自社でこの工法を取り入れた後、初めてのお客さまが「さくらの家」だったのです。
 
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この方はご自身で家が立つまでの様子をブログにしていらっしゃって、本当に包み隠さず本音を赤裸々に綴っていますので、これを読んでいただくとより一層お家のことと弊社のこともご理解いただけるのではないかと思います。
設計には半年くらいかけて、お互いに言いたいことを言って正直に向き合いましたからね。(笑)
そのままのお客さまの気持ちが細かく書かれていますので、読むと面白いと思います。(そのブログはこちらからご覧いただけます。
 
その方も非常に板倉造りで建てた家を気に入ってくださって、大変ご満足いただきました。

■建てたお客さまが自慢したくなる家

イ:「さくらの家」については設計を担当された堀田さんにも後ほど詳しく伺ってみます!
最後に、定期的に開催している見学会について教えてください。
 
岡:月に一度のペースで勉強会を開催しています。折々に弊社で家を建てたお客さまのところを訪問して見学会をさせてもらっています。
マイホームを検討されている方や、自然素材にこだわりたい方々に実際に見て感じていただきたいからです。さっきもお話しましたが「木の家」といっても、真の木の家に触れていただきたいんですね。それは一歩中に入った瞬間におわかりいただけます。
 
イ:毎回ご訪問された方々が楽しそうですよね!見学会のブログでもすごくよくわかります。1つ不思議なのがよく皆さんご自宅に招いてくれますよね。
 
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岡:それが面白いところなんです。
うちで建てたお客さまは、皆さん自分の家を自慢してくださるんです。見学会なんかやっていても、私たちよりもわかりやすく紹介してくれるものですから、来場された方々が実際の体験談が聞けたということで喜んでくれるんですね。
一生に一度の家です。私たちの考えでは、建てた人に疑問や質問を直接聞いてもらうのが一番いいと思っています。
 
 
イ:岡所長、ありがとうございました!
 
丹陽社では、ブログにて施工事例や役立つ情報を発信しています!
インタビューに出てきた、「板倉造り」「さくらの家」「見学会の様子」は、下記から詳しい内容をご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください!
 
・板倉造りについて
・さくらの家(施工事例)
・さくらの家(施主さまによるブログ)
・見学会の様子

 

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