「すばらしい建築“甲子園会館”を丹陽社と見に行こう!」開催しました
11月3日に丹陽社のイベントで、甲子園会館を見に行ってきました。
◎甲子園会館って?
甲子園会館は、昭和5年に甲子園ホテルとして竣工し、その後海軍病院・米軍の将校宿舎を経て、昭和40年、武庫川学院が譲り受け教育施設として再生しました。
かつては「東の帝国ホテル(明治村で建物の一部を保存)、西の甲子園ホテル」と並び称され、阪神間における高級社交場としても賑わいました。
大学のキャンパスとなった現在も、学生や武庫川女子大学オープンカレッジ受講者をはじめ各方面からの見学など、多くの人に利用されています。また2006年4月から新設の生活環境学部建築学科(大学)、生活環境学研究科建築学専攻(大学院)のキャンパスになっています。
出典:http://www.mukogawa-u.ac.jp/~kkcampus/rekishi/index.html
甲子園会館の方にガイドしていただきながら、建物を回りました。
室内には、「打出の小槌」を主題にしたオーナメントや、
水を表現した装飾が随所に見られます。
タイルや壁に使われている石材は人の手で削りだされているそうで、
とても細かく丁寧につくられていることがわかります。
今回は小さなお客様も参加されていたので、
甲子園会館の方のご厚意で、鯉にえさやり体験もさせていただきました。
ちょっとした休憩もしながら、のんびりと回ることができました。
「打出の小槌」をテーマにした装飾や緑釉瓦など、
日本の伝統美が壮麗な洋風建築に見事に調和していました。
最後に、食堂で皆でケーキセットをいただきました。
このケーキも昔ながらのレシピを忠実に再現したものだそうで、
とてもおいしかったです。
今回はお子様もおり、とてもにぎやかでほのぼのとした見学会となりました。
ガイドの方に説明していただいたことで、
私たちスタッフも含め、皆さんにもわかりやすい見学会となったことと思います。
今回来ていただけなかった方も、
またすばらしい建築巡りを企画したいと思いますので、次回は是非ご参加ください(^^)