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土地のはなし  車で揺れる家は要注意

車が通ると家がよく揺れるという話を聞かれたことはないでしょうか。

住んでいる家の土地が軟弱地盤であるか判断する方法の一つに近くの
道路に4t以上のトラックが走ったときの家への振動を調べるというのがあります。

トラックが走ったときにガタガタと小刻みに揺れる場合には、比較的浅い
軟弱地盤であると思われますが、ユサユサと地震に近い揺れ方をしている
場合には、深い軟弱地盤であると考えられます。

軟弱地盤であるためにトラックなどの大型車が近くを通るだけで揺れるわけですが、
実際に地震が起きた場合は、地震の揺れを何倍も大きくさせてしまう可能性があり、
又、液状化・地盤沈下等の問題もあるため危険な土地であると言えます。

これらの軟弱地盤の土地では、地盤改良など適切な対策が必須で、
しっかりと対策を行っていることが家の耐久性にも大きく影響してきます。

地盤改良を適切に行っていない場合は地震が発生し、
例え、震度4程度の揺れであったとしても震度6のような揺れに感じられることもあるのです。

近年の大地震でも地盤改良を適切に行っている地盤での地震による
建物への被害は少なかったことということもわかっています。

 

地盤改良など適切な対策で地震に強い家を建てるなら丹陽社へ
※地盤で揺れる家のイラスト

 

■家が揺れる原因は地盤だけではない

 
今ご説明した軟弱地盤以外にも、揺れが起きる原因として考えられるものをいくつかお話します。
 
①耐力壁の不足
 
こちらは壁の強度が不足しているケースです。
 
例えば、1階が柱のみで車を停めるためのガレージのようにがらんどうになっている住宅があります。この場合、必然的に2階以上に位置する居住スペースは重量が重くなり、より揺れやすくなります。
 
また昭和56年6月1日に耐震基準が改正され「新耐震基準」が導入されましたが、旧耐震基準の建物は「上部構造評点」と呼ばれる、基礎より上の住宅の必要耐力を計算する評点が、「新耐震基準」では不足していました。
 

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評点の基準は上の画像の通りですが、新耐震基準以前の建物にはこの評点が0.3程度であるケースもよく見受けられます。
このような状態の住宅には、基本的には構造用合板を釘打ちする等をして1階に補強壁をつくり、柱と梁、柱と土台の四周への補強を施します。柱・梁・土台を動かないように固定する対策です。
 
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②仕口(柱と梁、柱と土台を組み合わせる関節となる部分)の不具合
 
仕口がゆるい場合なども建物は揺れやすくなります。
この不具合が起こる原因として考えられるものの一つは、柱と梁に細い木材が使われていること。
 
仕口は木材を削り、接合するための欠き取る加工を施します。そうして木材同士を組み合わせていくのですが、そのためこの部分の耐力は当然小さくなります。
柱と梁が細い場合には、結果として仕口の耐力も弱くなっていることが多く、これが揺れを助長する原因となってしまうのです。
 
そして仕口の不具合が起こる原因のもう一つ。きっちり仕口を固めているはずの金物がよく効いていないケース。これには長年住んでいる間にゆるんできてしまう例もあれば、そもそも金物が十分に性能を発揮していないという例もあります。
特に昔の建物は筋交いなどを入れていても、単に釘で打っていたりすることがありますので耐震チェックは必須と言えるでしょう。
 
対策としては、今ある金物の上から制震ダンパーという揺れを吸収する器具を取り付ける、または補強壁をつくることなどが考えられ、後者の方法で施工するケースが多く見られます。
 
 
③不安定な「重さ」
 
最後にもう一つ。
重心を不安定にする重さも、揺れを助長します。
 
家全体の重さのバランスが取れていない、例えば重いものが2階や屋根の上にある場合。地面が揺れた際に、振り子のような反動を引き起こします。
 
このケースで一番多いのは土葺きの瓦屋根です。
それ相応の太い柱や梁で保っていればさほど問題はありませんが、そうでない場合には揺れが伝わると重たい屋根が最上部で振り子となり、家屋全体の揺れをさらに大きくします。
 
耐震性の向上で屋根を軽くしましょうとよく言われますが、理由はこの点にあるのです。
 

■耐震診断の方法

 
弊社では、地質改良や耐震診断を行っています。
新築される場合には事前に地盤を調査し、土質の改善を図ることが可能です。(別途、この方法についても詳しい記事を準備中です。)
 
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また、リフォームにおいてはお住まいの図面を新たに作成し、耐震診断プログラムにて、どこにどれだけの耐力壁をつくればいいかを算出します。
建築基準法で定められた壁量計算、壁の配置を満たす適切なシュミュレーションを行った上で、丁寧にお客さまへご説明いたします。
 
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こちらが実際に①でご紹介した家屋の耐震診断をしたときの図面です。
赤く線が引いてある箇所には構造用合板で補強壁を、また所々小さな丸が付いている箇所には、柱頭柱脚金物と呼ばれる柱と梁の接合部や柱の足元を接合する金物で補強を施します。
 
こうすることによって、上部構造評点が0.52だった建物を評点1.15へと、耐震性を向上させることができるのです。
 

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一生の買い物と言われる家づくりです。
土地・地盤からしっかりと考えていきたいですね。
 
建物の揺れでお困りの方。
こちらのブログにも耐震・免震・制震についての記事を複数掲載しています。ぜひご参照ください。
 
 
 
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